【大学受験】高校3年生の夏に理系から文系に文転した話

LIFE

 

理系から文系へ文転することを考えている高校3年生です。
受験勉強の中で文転したときのエピソードや苦労したこと、勉強のコツなどを知りたい!

 

こうした疑問を解決します。

 

本記事の信頼性

 

だや
だや

高校3年生の夏(=2019年7月)に理系から文系へ文転。最終的には、GMARCHの文系学部2つに一般入試で現役合格することができました。
実体験ベースで本記事を書いています。

 

 

だやが文転をするまでの話

 

「国語が苦手」という理由だけで理系を選択した高校1年生

 

僕は埼玉県の中高一貫校に通っていましたが、「国語が苦手」という理由だけで理系を選択。

高校1年生から高校3年生の夏にかけて、授業では数学I、Ⅱ、Ⅲ、A、Bを勉強。化学と物理の授業も履修していました。

 

だや
だや

高校1年生から3年生の夏前まで、「大阪大学工学部に現役で合格する!」という目標を掲げて勉強をしていました。

 

国立大学理系学部を合格を目指して5教科7科目を勉強していました

 

国立大学である大阪大学工学部に合格するとなると、5教科7科目を勉強する必要があります。

引用:パスナビ

引用:パスナビ

 

大学受験の勉強を本格的に開始した、高校2年生の冬から高校3年生の夏前まで、5教科7科目の勉強をしていました。

模試の判定は高校3年生の夏でも絶望の「E判定」。しかし怯むことなく「絶対に大阪大学に合格するんだ!!!」という思いで、日々勉強をしていました。

 

だや
だや

当時は「E判定からの逆転合格!」「現役生は最後まで伸びる!」を信じて疑っていませんでした。

 

文転を決意した、高校3年生の夏休み

 

国立大学の理系学部に合格するために、5教科7科目を学習していましたが、薄々「5教科7科目を大阪大学合格レベルまで仕上げることは難しい」という現実に気が付いてきました。

同時に、「目標の志望校」を再検討している中で合わせて、「自分が大学進学をしてやりたいことは本当に理系なのか」を考えるようになりました。

 

残り半年で5教科7科目を阪大レベルに上げることは難しい

 

高校3年生の夏時点での僕の偏差値は河合塾のセンター模試(=現共通テスト模試)で以下の通りでした。

・国語:53

・英語:55

・数学IA:55

・数学ⅡB:53

・政治経済倫理:57

・化学:51

・物理:50

大阪大学に合格するためには、最低でも5教科7科目で偏差値は60以上が必要です。

センター試験の得点としては、5教科7科目で平均75%以上必要です。

 

だや
だや

あと半年で5教科7科目平均75%を獲得しつつ、二次試験の対策もしなければならない、、、きついかもな、、、

 

と考えるようになりました。

また、公立高校あるあるなのかもしれませんが、化学と物理が授業時間で終わらないことが発覚。

化学で言うと有機化学、物理で言うと熱力学や波動が授業で取り扱わない項目でした。

つまり、学校に頼らず独学で勉強する必要があることが判明したことに”やっと”気が付きます。

 

だや
だや

シンプルにきついな、、、

 

そう考えるようになりました。

ちなみに僕には「浪人をする」という選択肢はありませんでした。高校時代の青春をすべて犠牲にしているため、とてもではありませんが「みんなが大学生活を楽しんでいる中勉強をする」ことに耐えられる自信がなかったからです。
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自分が大学生でやりたいこと:政治学の勉強

 

だや
だや

そもそも、自分が大学進学後に極めたい学問は理系の学問なのか、、、、

 

「国語が苦手」という理由だけで理系を選択し、高校1年生から2年間、理系科目を勉強してきました。

しかし、理系科目よりも文系科目である「政治経済」を学習しているときの方が楽しく、かつほとんど勉強していなかったにも関わらず高得点を叩き出すことができていました。

 

振り返ってみれば、小学生の頃から歴史の授業が好きでした。高校生になってからも、毎日新聞を読み、政治に対する興味関心を持っていました。

 

だや
だや

自分が大学で極めたい学問は政治学なのではないか、、、?
大好きな政治学を大学でも学べたら最高じゃない、、、?

 

そう考えるようになりました。

「高校1年生の時に消去法で選択した理系科目を大学でも専攻する」キャンパスライフより、「自分が最も興味がある政治学、特に国際政治学を専攻している」キャンパスライフを想像したときの方が、ワクワクしていました。

 

当時のだやの戦略:英数国社の4教科5科目受験で志望校に合格する

引用:パスナビ

引用:パスナビ

 

4教科5科目受験を決意した理由

 

「大阪大学工学部に合格することは難しい」という現実と「大学進学後に自分が勉強したいこと」を考えた結果、文転を決意します。

文転前:大阪大学工学部に合格することを目標に5教科7科目を勉強する

文転後:ランクがGMARCH以上の大学に合格することを目標に英国数社の4教科5科目を勉強する

元々理系だったこともあり、数学に対する抵抗はありませんでした。

 

だや
だや

3教科受験よりも倍率が下がる4教科の方が勝率がある。加えて、今まで学習をしてきた数学を生かすことができる。

 

こう考え、「英国数社の4教科を勉強して4科目受験でGMARCH以上の大学に合格すること」を目標に勉強することにしました。

 

もちろん、私立文系の大学は3教科受験が求められる大学ばかりでした。ただ、4教科勉強しておいたことで、受験できる大学や受験できる形式に対する選択肢は増えましたし、早慶上智を目指している優秀な人たちと戦うことを多少は避けることができたかなと思っています。

高校3年生の夏休みの出来事です。

 

志望校を「GMARCH以上」のランクの大学に合格することとした理由

 

「GMARCH以上」のランクの大学に合格することを目標にした理由は以下2つです。

・「当時の自分の学力でも頑張れば手が届く」と考えたこと

・世間一般に『高学歴』だと思われること

 

だや
だや

「運動ができる」など、何も取り得がなかったため、「せめて勉強くらいは結果を出したい」と考えました。

 

大学受験を振り返って:文転して正解でした

 

平日は1日4時間以上、土日は12時間以上勉強。

過酷な受験勉強を乗り越え、2016年4月、無事に大学生になることができました。

 

だや
だや

目標であった「GMARCH以上のランクの大学に一般入試で現役合格する」を達成でき、本当に嬉しかったです。

 

最終的に、中央大学法学部政治学科へ進学。

行政学や国際政治、メディア論などを中心に学びました。

 

 

だや
だや

僕にとって、授業科目の8割が好きな社会科目になったようなもの。大学でも楽しく勉強をすることができました。

 

結果論にはなりますが、高校3年生の夏休みに今まで学習してきた化学と物理、数学Ⅲを捨ててまで文転をしてよかったと思っています。

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まとめ

 

今回は「【大学受験】高校3年生の夏に理系から文系に文転した話」というテーマで記事を書きました。

元々国公立大学理系で受験することを想定し、5教科7科目を勉強していました。

しかし「半年間で5教科7科目を仕上げることは難しい」という現実と「自分が大学生になって何を学びたいか」ということを考えた結果私立文系へ文転しました。

結果論にはなりますが、この決断は間違いなかったです。

大学で、自分が興味関心のある政治学を学べたのだから。

 

少しでも、文転を検討されている方、そして大学受験の勉強を頑張っている方の参考になれば嬉しいです。

今回は以上です。

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