
リゾートバイトのサイトに写っている子はみんな楽しそうだけれど、リゾートバイトは本当にあんな感じなのかな~?

「未経験者歓迎」と書いてあるけれど、仲居さんの仕事とかって初心者だと結構しんどそう。未経験者でも本当に大丈夫かな?

年末年始、時間があるからリゾートバイトをしてみようと思う!リゾートバイトについて、予習をしておきたい!
こうした疑問を解決します。
本記事の信頼性

2019年12月29日~2020年1月3日まで、岐阜県の下呂温泉で仲居さんとしてリゾートバイトをしてきました。その時の経験をもとに、記事を書いています。
リゾートバイトとは?
つまり、長期休暇など、まとまった時間が取れるタイミングでリゾート地で楽しくがっつり稼いでしまおう!というのがリゾートなのです!
と宣伝されていますが実際のところどうなのでしょうか、、、?
リゾートバイトの理想と現実
私の場合、確かにがっつり稼ぐことはできたのですが、楽しかったかどうかで言うと「うーん、、、」というのが本音です(笑)
職場は華やかではなかった!
リゾートバイト紹介サイトで紹介されているような華やかな職場ではありませんでした!!!
✔理想:若い人が多い→現実:年配の人ばかり
✔理想:楽しく働ける→現実:楽しく仕事をしている余裕はない、早く埼玉に帰りたい、、、
✔理想:初心者でも問題なく働ける→現実:仲居さんのお仕事は、初心者にとってはちょっときついかも
僕が経験した職場はこんな具合です。
と聞かれたらちょっと微妙ですね、、、(笑)
未経験者にとって、仲居の仕事は難易度が高いかも、、、
という文言がリゾートバイトのサイトに書いてありましたが、正直きつかったです、、、
礼儀しかり、マナーしかり、配膳しかり、仕事のスピードしかり、、、、
未経験者の僕が、現場に投入されていきなりこれらのことをちゃんとやるのは正直きつかったです、、、
とても初心者ができる仕事ではありませんでした。

料理をお客さんに全て出し終え、皿洗いをしているときが一番落ち着きましたね(笑)
リゾバでがっつり稼ぐことができた!
給料は1分単位で出ることもあり、働いた分稼ぐことができました!

6日間で6万円弱稼ぐことができました!
リゾートバイト申し込みからバイト開始までの流れ
ここからは、実際に私がリゾートバイトを開始するまでの流れを説明します。リゾバ.comの場合、会員登録をしてリゾートバイトに応募さえすればポンポン手続きが進みます。

事務所に行かず、メールと電話のみでリゾバへの申し込みが完了するのは良かったですね。
興味があるリゾートバイトを見つける
サイトから興味があるリゾートバイトを見つけます。

職種やお給料など、自分の興味や関心を軸にリゾートバイトを探すことができるので、案件を見ているだけでワクワクします(笑)
自分は温泉が好きでかつ、今まで旅行したことがない場所でお仕事をしてみたいという思いから岐阜県の下呂温泉で働けそうな場所を探しました。
申し込みのための会員登録をする
興味があるリゾバが見つかったら、会員登録をします。
担当者から連絡
会員登録が完了するとリゾバ.comを運営しているヒューマニックさんから登録内容の確認も兼ねて電話をするようメールで依頼されます。
自分の都合がつくタイミングで、電話をします。
電話で簡単なヒアリング
電話にて、先ほど自分が会員登録をした情報についての確認、および「リゾートバイトではどこで、どんな、どれくらいの金額で働きたいか」「過去の職務経験」などについてのヒアリングが行われます。
自分は
という条件で仕事を探しているという旨を伝えました。
お仕事の詳細資料の送付
電話でのヒアリングが完了した後、メールにて自分が希望した案件に近いものが10件程度送られてきます。
この中から、自分が働きたい場所を選択し応募をするという形になります。
お仕事・職場環境の説明
職場を選択したら、具体的にその職場ではどういう人が働いていてどのような仕事をすることになるのかということを簡単に説明を受けます。
自分の場合は

温泉街で年配の方が多く働いている。朝は掃除、夕方からは食堂でお仕事をしてもらうことになる
と伝えられました。
本人の最終意思確認
説明や注意事項の説明を受けたうえで、「本当にリゾートバイトするんだよね?」という最終的な意思決定を行います。
仕事の決定
最終的な意思決定をしたら仕事が決まります。もう逃げられません、、、!
準備・交通経路のご案内
仕事が決まったら仕事の準備です。
具体的には「入職までの流れの確認」と「交通経路の確定」です。
✔入職までに体調を整えておくこと
✔現地についてから挨拶の仕方
✔職場に到着した後の流れ
などについて書かれたPDFと職場までの経路について、詳細を記したPDFが送られてきます。

ここまで来れば、後は経路にそって現地に行くだけです!
お仕事開始
契約期間の前日、12月29日に下呂温泉に到着。
自分の場合、契約上12月30日からが勤務であったため12月29日に下呂温泉に到着しました。
しかし、前日からお仕事をさせてもらえたので時間を有効に使うことができました!
僕のリゾートバイトでの1日のスケジュール
ここからは、僕が働いた下呂温泉の旅館で過ごした1日のスケジュールです。
朝~昼
朝、起床は早めの6時。
自分はそこから働いている寮の温泉に入ります!温泉のおかげで肌がつるつるになるし、“これ”が使い放題なのが嬉しい!(笑)
温泉で朝風呂をし、着替えてコンタクトを入れたら旅館のキッチンへ。キッチンで朝ご飯を食べます。

朝ご飯のメニューは白米とみそ汁、そして旅館の朝ごはんの余りです。ご飯は食堂でサクッと済ませる感じでした。
ご飯を食べ終えたら朝の勤務スタート。
朝の勤務は『お客様の布団をしまうこと』と『お部屋の掃除』がメインになります。
たくさん体を動かします。肉体労働です。冬なので外は寒かったはずなのですが、体をたくさん動かすので寒さを感じませんでした。
中抜け
朝の勤務が終了した後は「中抜け」と言われる休憩時間に入ります。

「中抜け」のとき、自分は旅館の中で勉強をしたり、昼寝をしたり、派遣バイトに来ていたお姉さんと外国人と一緒に下呂を観光したりしました。
夕方~夜
夕方になると再び勤務時間がやってきます。

夕方の勤務が始まるまでの時間は、正直憂鬱でしたね、、、、
夕方はお客様に晩御飯の品出しと食器洗いです。
晩御飯自体は18:00頃から開始されます。それまではお客様に食事を永遠と出します。
が決まっており、かつお客様もたくさんいるので混乱します。慣れていないと結構難しいです。
20:00以降はお客様が食べた食事の後片付け。22時ごろまで働いて、勤務終了です。
こんな生活を、6日間続けました。
リゾートバイト先での衣食住
あくまでも一例ですが、「リゾートバイト先での衣食住」について紹介します。
衣服
現地で作務衣を貸してもらえたのでそれを着ました。レンタル料なんかは徴収されませんでした。

「ジャージを持ってくる」ようヒューマニックの人には言われましたが、結局使いませんでしたね、、、
返却については、女将さんのご厚意でクリーニングなどせずそのまま返却をしました、、、、
食事
基本的には朝昼晩、すべてご飯 + 味噌汁 + αでした。
食事はお米を含めてとにかくおいしい、、、!旅館の料理であるということもあり絶品。しかも無料。

リゾートバイトの楽しみは、個人的にはこの食事と温泉でした(笑)
住まい
基本的に寝るだけの場所でした。1Rの個室です。場所は旅館から徒歩3分の場所にありましたね。
そのため自分は、なるべくこの部屋にいることは避けていました(笑)
リゾートバイトの良かったところ
おいしいご飯が毎日食べられたこと
毎日のご飯は本当においしく、日々のモチベーションを高めてくれました。さすが旅館です。
毎日温泉に入れたこと
毎日お客様と同じ温泉を無料で利用できました。

自分は温泉大好き人間だったので、朝晩温泉に入ることができた点は嬉しかったです。
化粧水やドライヤー、シャンプーなども当然あるので「家から持ってくる」必要はありませんでした。
同年代の人と仲良くなれたこと
たまたま、自分がリゾートバイトで働いた時期に年が近いお姉さんと外国人と一緒になりました。
年が近かったこともあり意気投合。
彼らと一緒に下呂温泉周辺で食べ歩きをしたり観光をしたりすることができた点はとても恵まれていたと感じています。

基本、同じように働いている人は地元の年配の方ばかりだったので、、、!一緒に観光したり業務外の時間話したりすることはなかったです。
仕事に対する愚痴(?)であったり、情報共有であったり、モチベーションを高め合ったりと、6日間のリゾートバイトを乗り越えるにあたって彼らの存在は大きかったと感じています。

彼らと働くタイミングが異なっていたら、おそらくぼっちで中抜けの時間を過ごしていたものと思われます(笑)
貴重な経験をたくさんすることができたこと
仕事自体は、正直きつかったです(笑) 想像の10倍はきつかったかも。

本当に初心者大歓迎なのか!?と思ってしまいましたね(笑)
僕も女将さんをはじめ、何度も何度も服装や仕事の進め方などで指導をいただきました。年末年始であるということもあり、旅館は激混み。ハードでした。
それでも、礼儀やマナー、仕事の進め方について貴重な経験をすることができた点はとても良かったと感じています。
大変だった分、多くのものを得ることができました。

素人で使えない僕を、面倒見てくださった女将さんをはじめ、感謝しかありません。ありがとうございました!
リゾートバイトのきつかったところ
仕事がシンプルにきつい
僕自身、接客業(=丸亀製麺)の経験はありましたが、正直それを上回る忙しさでした。

自分は「年末年始の6日間だけ」という“終わり”が見えていたこともあり、乗り切ることができましたが、この仕事を1か月、半年、1年と長期にわたって続けられる自信はないです、、、、
寮がきれいではない
寮は残念ながら汚かったです。潔癖症の自分は、寝るためだけに利用しました。なるべく外に出ていました(笑)
リゾートバイトの給料について
ちゃんと働いた分が1分単位で給料が振り込まれます!ご安心ください。

自分は年末年始にリゾートバイトをしたということもあり、給料は12月働いた分が1月に、1月働いた分が2月に振り込まれました。
6日間で6万円近く稼ぐことができました!時給は1,100円とそこまで高くはありませんでしたが、1分刻みでお給料が支払われるので思ったより稼げましたね。
まとめ:きついけれど、貴重な経験ができた!
今回は「下呂温泉でのリゾートバイト体験談【リゾバのすべてが分かる!】」というテーマで記事を書きました。
リゾートバイトは「あなたの想像以上にハードなバイト」と思ってもらって間違いないです。

僕が経験した限り、リゾートバイトのサイトに出ているような、あんな華やかなものではありません。場所によるのかもしれませんが、、、、
「遊べる!!!」
「温泉、ご飯!!!」
「友達作りしよう!!!」
そんな安直な思いで応募するときっと返り討ちに合うでしょう。実際、かなりきついと思います。
きついです。楽しいことだけではありません。
しかし、きつい分、その経験は自分の力になることは間違いありません。
がっつり稼ぎつつ、実力を付けたい方は、リゾートバイトを経験してみることをおすすめします。
今回は以上です。
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