1週間、短期でリゾートバイトをしました【リゾバ体験談@下呂温泉】

LIFE

 

年末年始の時間を利用して、1週間リゾバをしたいです!どのサイトを利用したら案件があるかな?

「未経験者歓迎」と書いてあるけれど、仲居さんの仕事は初心者だと結構しんどそう。未経験者でも本当に大丈夫かな?

リゾバに興味があり、情報を集めています。体験談を知りたいです。

 

こうした疑問を解決します。

 

本記事の信頼性

 

だや
だや

12 月 29 日~翌年1 月 3 日の1週間、仲居さんとして下呂温泉(岐阜県)でリゾートバイトをしてきました。一人で申し込み、実際に働いてきた経験をもとに、記事を書いています。

 

リゾートバイトとは?

 

リゾートバイト(リゾバ)とは、リゾート地に住み込みで働くアルバイトのことです。

沖縄のビーチや北海道のスキー場はもちろん、有名温泉地や秘境と呼ばれる穴場観光地まで、日本全国のリゾート地がバイトの舞台。食費や光熱費、家賃などが基本的に無料で、生活費を浮かせながらお金を稼ぐことができると大人気。

夏休みなどの短期でサクッと体験したい学生や、リゾバを利用して日本一周を目指すフリーターの方、今までの職歴を活かして働くシニア層など、幅広い年齢の方がそれぞれの目的にあった働き方でリゾートバイトを楽しんでいます。

引用:リゾバ.com

 

長期休暇など「まとまった時間を利用してリゾート地で楽しくがっつり稼いでしまおう!」というのがリゾートなのです!

と求人サイトには書かれていますが、実際どうなのでしょうか、、、?

 

リゾートバイトの理想と現実

 

確かにがっつり稼ぐことはできたのですが、「楽しかったかどうか」で言うと「うーん、、、」というのが本音です(笑)

僕が感じた、リゾートバイトをする前後で感じた “ギャップ” を書きます。

 

職場は華やかではなかった!

 

リゾバ求人サイトで紹介されているような「若い子が多くて出会いがある!」「中抜け時間で観光!」みたいな華やかな職場ではありませんでした!!!

 

だや
だや

「地味」か「派手」かで言ったら「地味」だと思います(笑)

 

✔理想:若い人が多い → 現実:年配の人ばかり

✔理想:楽しく働ける → 現実:楽しく仕事をしている余裕はない、早く埼玉に帰りたい、、、

✔理想:初心者でも問題なく働ける → 現実:仲居さんのお仕事は、初心者にとってはちょっときついかも

僕が経験した職場はこんな具合でした。

 

未経験者だと仲居の仕事は難易度が高いかも、、、

 

未経験者歓迎!未経験者でもOK!

という文言がリゾートバイトのサイトに書いてありましたが、未経験者の僕にとっては仲居の業務は正直きつかったです。女将さんから、礼儀やマナーなどについてたくさん指導を受けました。

 

だや
だや

料理をお客さんに全て出し終え、皿洗いをしているときが一番落ち着きましたね(笑)

 

リゾートバイト申し込みからバイト開始まで

 

ここからは、実際に僕がリゾートバイトを開始するまでの流れを書きます。

 

興味があるリゾートバイトを見つける

 

インターネットで「リゾバ」と検索。リゾートバイトを探します。

 

だや
だや

僕が利用したサイトはリゾバ.com
「職種」や「お給料」など、自分の興味や関心を軸にリゾートバイトを探すことができるので、案件を見ているだけでワクワクします(笑)

 

温泉が好きでかつ「旅行も兼ねて、今まで行ったことない場所でお仕事をしてみたい!」という思いから岐阜県の下呂温泉で働けそうな場所を探しました。

リゾバ.comがおススメの理由は「1週間前後の短期リゾートバイトの案件」が豊富なこと。年末年始だけ、お盆だけなど、短期で働きたい人にはとてもオススメです。

湯河原の旅館で年末年始1週間リゾートバイトをした話
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申し込みのための会員登録をする

 

興味があるリゾバが見つかったら、会員登録をします。

当然ですが、会員登録なしではリゾバに申し込みはできません。まだ登録していない人は今登録してしまいましょう!

リゾバ.comに会員登録する

 

担当者から連絡

 

会員登録が完了すると「リゾバ.com」を運営しているヒューマニックさんから、登録内容の確認も兼ねて電話をするようメールで依頼されます。

自分の都合がつくタイミングで、電話をします。

 

電話で簡単なヒアリング

 

電話にて、先ほど自分が会員登録をした情報についての確認、および「リゾートバイトではどこで、どんな、どれくらいの金額で働きたいか」「過去の職務経験」などについてのヒアリングが行われます。

ヒアリングで「温泉街で、寮完備、食事無料、時給 1,100 円以上、年末年始のみ」という条件で仕事を探しているという旨を伝えました。

 

お仕事の詳細資料の送付

 

電話でのヒアリングが完了した後、メールにて自分が希望した案件に近いものが 10 件程度送られてきます。

この中から、自分が働きたい場所を選択し応募をするという形になります。

 

お仕事・職場環境の説明

 

働きたい職場を選択したら、具体的に「その職場ではどういう人が働いていてどのような仕事をすることになるのか」ということを簡単に説明を受けます。

 

本人の最終意思確認

 

説明や注意事項の説明を受けたうえで「本当にリゾートバイトするんだよね?」という最終的な確認が求められるので「やります!」と伝えます。

ここまで完了すると、正式に仕事へのエントリーが行われ、仕事が確定します。

 

旅館へのアクセス方法の確認と準備

 

仕事が決まったら、旅館へのアクセス方法を確認し、必要に応じて切符などを手配します。

 

下呂温泉に到着 → お仕事開始

 

12 月 29 日の午後、下呂温泉に到着。その日の夕方から勤務開始しました。

長い1週間がスタートです。

 

リゾートバイトでの1日のスケジュール

 

ここからは、僕が下呂温泉の旅館で過ごした1日のスケジュールです。

温泉街の旅館では多くの場合、勤務は「朝のまとまった時間」と「夕方からのまとまった時間」を勤務する形になります。

 

朝~昼のタイムスケジュール

 

朝、起床は早めの6時。温泉に入るためです。

 

だや
だや

旅館内のきれいな温泉が使えるのはありがたいです。温泉のおかげで肌がつるつるになるし、“これ” が使い放題なのが嬉しい!(笑)


 

温泉で朝風呂をし、着替えてコンタクトを入れたら旅館のキッチンへ。キッチンで朝ご飯を食べます。

 

だや
だや

朝ご飯のメニューは白米とみそ汁、そして旅館の朝ごはんの余りです。ご飯は食堂でサクッと済ませる感じでした。

 

「余り物」と言えど、旅館で作っている料理。白米を含めて、非常においしかったです。

 

ご飯を食べ終えたら朝の勤務スタート。

朝の勤務は『お客様の布団をしまうこと』『お部屋の掃除』がメインになります。

掃除機をかけたり、トイレ掃除をしたり、はたきではたいたり、、、

たくさん体を動かします。肉体労働です。

 

だや
だや

冬なので外は寒かったはずなのですが、体をたくさん動かすので寒さを感じませんでした。

 

中抜けのタイムスケジュール

 

朝の勤務が終了した後は「中抜け」と言われる休憩時間に入ります。

 

だや
だや

「中抜け」のとき、自分は旅館の中で勉強をしたり、昼寝をしたり、派遣バイトに来ていたお姉さんと外国人と一緒に下呂を観光したりしました。

 

 

下呂温泉は有名な温泉街ということもあり、食べ歩きや足湯、お土産屋など遊べる場所が豊富でした。

夕方~夜のタイムスケジュール

 

夕方になると再び勤務時間がやってきます。

 

だや
だや

夕方の勤務が始まるまでの時間は、正直憂鬱でしたね、、、、

 

夕方はお客様に晩御飯の品出しと食器洗いです。

晩御飯自体は 18:00 頃から開始されます。それまではお客様に食事を永遠と出します。

 

「どの部屋にどの食事を提供するか」が決まっており、かつお客様もたくさんいるので混乱します。

慣れていないと結構難しいです。

 

20:00 以降はお客様が食べた食事の後片付け。食器を洗い、元の場所へ戻します。

 

食事の片づけが終わるころには、時計が22時を指しています。

こんな生活を6日間続けました。

 

リゾートバイト先での衣食住

 

「リゾートバイト先での衣食住」について紹介します。

 

衣服

 

現地で貸してもらった作務衣を着て仕事をしました。

 

だや
だや

「ジャージを持ってくる」ようヒューマニックの人には言われましたが、結局使いませんでしたね、、、

 

食事

 

基本的には朝昼晩、すべてご飯 + 味噌汁 + αでした。

+αは日によって変わりますが、卵焼きであったり煮物であったり「ザ・和食」みたいな日が多かったです。

食事はお米を含めてとにかくおいしい、、、!旅館の料理であるということもあり絶品。しかも無料。

 

だや
だや

リゾートバイトの楽しみは、個人的にはこの食事と温泉でした(笑)

 

住まい

 

基本的に寝るだけの場所でした。1Rの個室です。場所は旅館と別の建物で、徒歩3分の場所にありました。

部屋が一個、存在しているのみでトイレなんかも共用です。建築年数は 30 年以上!?Wi-Fiやエアコンなどもなく、申し訳ないですが “快適” とは言い難い場所でした、、、

そのため自分は、なるべくこの部屋にいることは避けていました(笑)

 

リゾートバイトの良かったところ

 

おいしいご飯が毎日食べられたこと

 

毎日のご飯は本当においしく、日々のモチベーションを高めてくれました。さすが旅館です。

 

毎日温泉に入れたこと

 

毎日お客様と同じ温泉を無料で利用できました。

 

だや
だや

自分は温泉大好き人間だったので、朝晩温泉に入ることができた点は嬉しかったです。

 

化粧水やドライヤー、シャンプーなども当然あるので「家から持ってくる」必要はありませんでした。

 

同年代の人と仲良くなれたこと

 

たまたま、自分がリゾートバイトで働いた時期に年が近いお姉さんと外国人と一緒になりました。

年が近かったこともあり意気投合。

彼らと一緒に下呂温泉周辺で食べ歩きをしたり観光をしたりすることができた点はとても恵まれていたと感じています。

 

だや
だや

基本、同じように働いている人は地元の年配の方ばかりだったので、、、!一緒に観光したり業務外の時間話したりすることはなかったです。

 

仕事に対する愚痴(?)であったり、情報共有であったり、モチベーションを高め合ったりと、6日間のリゾートバイトを乗り越えるにあたって彼らの存在は大きかったと感じています。

 

だや
だや

彼らと働くタイミングが異なっていたら、おそらくぼっちで中抜けの時間を過ごしていたものと思われます(笑)

 

貴重な経験をたくさんすることができたこと

 

仕事自体は、正直きつかったです(笑)  想像の 10 倍はきつかったかも。

 

だや
だや

本当に初心者大歓迎なのか!?と思ってしまいましたね(笑)

 

女将さんには何度も何度も、服装や仕事の進め方などで指導をいただきました。年末年始であるということもあり、旅館も激混み。業務量も多くハードでした。

リゾバ.comに書いてある内容と、現場での仕事に「ギャップ」を感じてしまったことも事実です。

それでも、礼儀やマナー、仕事の進め方について貴重な経験をすることができた点はとても良かったと感じています。

大変だった分、多くのものを得ることができました。

 

だや
だや

素人で使えない僕を、面倒見てくださった女将さんをはじめ、感謝しかありません。ありがとうございました!

 

なお、同じ旅館の仕事でも比較的緩い旅館もあります。こればっかりは現場へ行ってみないとわかりません。
湯河原の旅館で年末年始1週間リゾートバイトをした話
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リゾートバイトの給料について

 

ちゃんと働いた分が1分単位で給料が振り込まれます!ご安心ください。

 

だや
だや

自分は年末年始にリゾートバイトをしたということもあり、12 月働いた分が1月に、1月働いた分が2月に給料が振り込まれました。

 

6日間で6万円近く稼ぐことができました!

 

だや
だや

時給は 1,100 円とそこまで高くはありませんでしたが、1分刻みでお給料が支払われるので思ったより稼げましたね。

 

まとめ:きついけれど、貴重な経験ができた!

 

今回は「1週間、短期でリゾートバイトをしました」というテーマで記事を書きました。

リゾートバイトは「想像以上にハードなバイト」と思ってもらって間違いないです。

 

だや
だや

僕が経験した限り、リゾートバイトのサイトに出ているような、あんな華やかなものではありません。場所によるのかもしれませんが、、、、

 

「遊べる!!!」

「温泉、ご飯!!!」

「友達作りしよう!!!」

 

そんな安直な思いで応募するときっと返り討ちに合うでしょう。キラキラリゾートバイト生活とは程遠いです。

ちなみにうちの妹もリゾートバイトに応募して実際に日光でリゾートバイトをしていました。2ヶ月の契約であるにもかかわらず1週間でやめてしまっています。

きついです。楽しいことだけではありません。

しかしきつい分、その経験は自分の力になることは間違いありません。

短期間でがっつり稼ぎつつ、礼儀や清掃の仕方など、様々な経験を積みたい方は、リゾートバイトをしてみることをおすすめします。

 

少しでも、リゾートバイトに興味がある方の参考になれば嬉しいです。

今回は以上です。

 

リゾバ.comでリゾバを探してみる

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