私立文系プログラミング未経験の人間がSEになった話その⑧です。
前回までの記事をまだご覧になられていな方は、こちら記事もご覧ください。
私立文系プログラミング未経験だけれどIT業界に興味がある
プログラミングができないとやっぱりIT業界は厳しいのかな?
IT業界って残業も多いしブラックなイメージ、、、
SESはやめとけって言われるけれどぶっちゃけどんな感じで働いているの?
など、IT業界に興味関心を抱いているけれど不安がある方に向けて、現役SEでかつ私立文系プログラミング未経験だった私が入社した結果どうなっているのかを実体験ベースで紹介しています。
2020年11月、入社8か月目のレポートです。
配属2か月目の仕事内容
新人研修を終えて早2ヶ月。
信託銀行のシステム保守チームに配属された私でしたが、少しずつチームの業務も任せてもらえるようになってきました。
11月の主な業務内容は
・DBのデータ修正
・会議の準備などの雑務
でした。
DBのデータ修正について
私が行った業務はSQL文の一部を修正するものが中心でした。
具体的には
DBのここの文言をこう修正する
という内容で、修正自体はupdate利用したりinsertしたりするだけであるため難易度は決して高いものではありません。
OJTの先輩の指示を仰ぎながらタスクを進めています。
IT業界なのでもっとスピード感をもってタスクを進められるのかなと思っていたのですが、データ修正を行うための申請を出したり、データ修正が完了したらその旨を連絡したりと数多くの押印やワークフローを踏む必要があります。
ちょっと手順が煩わしいしアナログチックだなと感じてますね。
電話の対応、会議の準備などの雑務
電話の対応やコピーを取ったり会議の資料を作成したり、会議のリマインドをメールで行ったりしています。
新人の登竜門ではありませんが、まあこれは仕方がないかなと思うので黙々とこなしています。
配属2か月目の私が今感じていること
仕事を通して成長できそうな予感があまりしていない
私が配属された信託銀行の現場では、プログラミングをほとんどしません。
フリーランスエンジニアを視野に入れていた自分にとってはちょっと残念でしたね、、、
入社の説明会でプログラミングの経験の有無を問わないこと、文系の人間も募集している理由が分かった気がします、、、、
もちろん、現在は”新人”という立場であるから目の前の仕事に対して責任感を持って取り組むことが第一であることは理解しています。
しかし、3年後、10年後について先輩社員を見れば想像ができてしまっているため、何年もこの“ルーティン”を繰り返していても「できること」が増えていくような予感があまりしていませんね。
お客様(=信託銀行の職員さん)から
といった感じの内容のことを、何年もやることになるのかな~と思うと、正直あまり仕事に対してワクワクしません。
簡単なデータの修正、テストの実施、これではエンジニアとしてのスキルを高めることが期待できません。
SESの宿命なのかもしれません。
事務処理が多い印象です。
昭和のおっさんしかいない職場
おっさんしかいません。女性が全然いない現場です。華が全然ないですね。
職場での出会いは全く期待できそうにありません。
早くできることを増やしたい
とはいうものの、チームにいる皆さんは本当にいい人。早く戦力になりたいという思いはあります。
信託銀行のシステムは非常に複雑です。何年も改修を重ねながら利用されています。
新人の私にはそのシステムの構造が訳分かりません。先輩から手取り足取り確認をしないと不安ですね。
自分のしていることが正しいのか間違っているのかが分からないんです(笑)
例えば単体テストや結合テストをしてみても、自分がした結果が果たして本当に正しいのかがわかりません。
かなり先輩に助けてもらっています。先輩もお忙しいのに、、、この状態を早く脱したいですね。
何ならだるい事務処理をすべてマクロ組んで自動化したい、、、、して見せる。
残業なし、定時で速攻で退社する
勤務時間内に自分のタスクは完了させ、定時で退社することを意識しています。
とにかく早く帰宅して、ブログや資格勉強などの自分の時間に充てたいので。ちゃんと定時で帰れますし、会社としてもそれを奨励してくれています。
リモートワークが一切できない
残念ながら、僕が配属された部署ではリモートワークが一切できません。
リモートワークができる部署の人と比較をすると”格差”を感じてしまいますね。。。
まとめ
IT企業のイメージとはかけ離れた環境、人たちと働いているのが現在の私です。
仕事内容に対して、100%満足しているわけではありませんが、責任感持って自分の仕事に取り組みつつ、仕事人間にならないようプライベートの方で自分のやりたいことや好きなことで充実させていく方針です。
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