今も高いのにさらに大学の学費が値上げ!?大学に問い合わせをしてみた結果

お金・節約・効率化

 

両親が「大学の学費って私たちの頃よりも高い」と言っていた。確かに大学の学費が高すぎる。大学はどうして学費を上げ続けるのだろうか?

 

こうした疑問に答えます。

学生時代、大学の学費が高すぎることに疑問を抱きいろいろ調査をしてみました。実際に大学にも、学費について問い合わせをしたりもしました。

そこで得た情報を今回は惜しみなく公開していきたいと思います!

 

私立文系大学の学費は初年度100万円越え

文部科学省が出している「私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」によると、私立文系学部の大学の学費は初年度100万円越えしています。

 

 

きだ
きだ

「授業料」「入学料」「施設整備費」、大学には様々な「名目」でお金を徴収していることがわかります。

 

大学の学費について、世の中の人はどう思っている?

学費は高いのか。妥当なのか。安いのか。

もちろんこれは個人の金銭感覚や環境によって変わってくるでしょう。しかし、多くの人は学費が高いと感じています。

日本生活協同組合連合会が2016年度に公表したデータによると、私立大学の学費について「高い」、「やや高い」と回答している人の合計が92%に上っています。

 

 

Twitterのツイートも見てみましょう。

 

コロナ禍の状況でも、大学は学費の値下げ等の対応をせず話題になったことは記憶に新しいです。

 

日本の大学の学費が高いと思われる理由

下記理由は、いわゆる一般論です。

 

①世帯年収減少にも関わらず学費が上昇傾向

 

日本の世帯年収は減少傾向!

引用:世帯平均所得は552万円…世帯あたりの平均所得金額推移をグラフ化してみる(最新)

 

上記グラフを見ていただけたらわかる通り、世帯年収が減少傾向にあります。

世帯年収は減っていることに加えて、税金や社会保険料は増加傾向です。

 

大学の学費は上昇傾向!

 

引用:70年あまりにわたる大学授業料の推移をグラフ化してみる(最新)

 

学費がすさまじいカーブを描いて上昇していることが分かるかなと思います。

 

収入は減少傾向にあるのに学費は上昇傾向って、、、!

 

②国からの支援が諸外国と比較をして少ない

下記のグラフを見ていただくと明らかですが、日本という国は教育に対する支出が多くありません。

 

国からの教育費援助は少ない。それが学費に転嫁されていることも考えられます。

それにも関わらず、日本の大学進学率は2019年度の大学進学率は54.67%と高校時代のクラスメートの2人に1人が進学しています。

これは家庭や学生本人が多額の教育費を負担しているからこそ実現しているのではないでしょうか。

教育にかかるお金が多ければ当然

 

学費高すぎ

という感情が芽生えるのは当然です。

 

学費は何に使われているのか

私立大学の学費は年間約100万円。これだけの学費を、大学はいったい何に使っているのだろうか。いろいろなことに投資していますが、一番大きな割合を占めていたのはこれでした。

 

人件費の割合ってこれで妥当なの?

データがあります。これを見てください。

 

引用元:2018(平成 30)年度 学校法人中央大学事業報告書

 

大学の主要な収入である学費の約7割が人件費で消えています。

人件費/学生生徒等納付金で出される人件費依存率は、2014年度から一貫して70%越え。

少子高齢化によって若者は減少し大学の定員割れも問題化している中でこれは大学の経営上危険な状態といえます。

 

大学の学費は今後ますます上昇する!?

大学生が減少して学費収入が減少するにも関わらず、人件費が変わらなければ収入と支出のギャップは拡大し、そのギャップを埋めるために大学生の学費はさらに上昇する可能性があります。

 

【コンサルタントコラム】学校法人における人材育成(2012年) – なぜ大学の人件費改革は困難なのかによると、日本私立学校振興・共済事業団が平成20年に行った「学校法人の経営改善方策に関するアンケート調査」では、69.5%(回答190法人)の大学が「給与(手当を含む)・賞与の削減」を課題として挙げています(この項目が課題の第1位)。

実に7割の大学が、経営改善のために給与・賞与の削減を考えています。

 

一方で同調査は、給与や賞与の削減に取組んでいる大学が31~36%程度に止まっていることを示しています。

 

つまり、大半の学校法人では、給与や賞与の削減が必要だということは分かっているが、なかなか改革に着手できないと指摘しています。

 

内部の改革は難しい。つまり支出の中でも大きな割合を占める人件費削減ができない。でも今後収入は減るかもだし、IT化とかなんとかもあるし、何かと支出は増えるから学生からお金を取るしか、、、

 

と、一学生からは映ります。

 

学校法人会計における 2018(平成 30)年度の決算概要によると、学生からの学費で徴収した学費は約350億円ですが、人件費での支出は約250億円となっています。ちょっと高すぎる気がします。

そしてその高い人件費が、学費に転嫁されているようにしか映らないです。あんまり学生に優しくないですね。

こういう大学の動きは、普通に腹が立ちます。

 

 

大学の経営悪化で直ぐ値上げ。何の工夫も無いですね。

 

僕が在学中もしれっと学費が上がっていた

ちなみに、僕が通っている中央大学も2014年度から2018年度の学費を比較すると5%も上昇しています。年間5万円前後の値上げですね。この点を中央大学の経理課に問い合わせをしてみた結果を皆さんに共有します。

 

Q.そもそも論として、学費が上昇傾向にある理由は何なのか。2014年度と2018年度を比較すると学費が5%上昇しています。これは学生の人数が変動していることが理由でしょうか。(調べても2019年度の在学生数しか出てこなかったので)

A.教育研究環境の国際化・ICT化等が急速に進展している現下の状況においては、社会から大学等に求められている機能等(ソフト・ハード両面)も高度化が進んでおります。
これらに対応し、世界に存在感のある大学として、その機能等を充実させていくための財源を確保するための一つの手段として、学費の見直しがあると言えます。

 

皆さんはこの回答に共感できますか?

僕は納得できません。そんなことを言ったら、学費は無制限に値上げされ続けます。

 

 

まとめ

一人の人間としてのお願いです。

学費、もっと下げられませんか?

受験に合格したけれど入学金を払えない方、大学に通いたくでも金銭的な問題から退学せざるを得ない方たちも世の中に存在します。

もちろん、大学生側もGiveばかりでなくTakeをもっと積極的にしていく必要があるかと思います。(単位のためだけに勉強するとか、勉学に勤しまず遊んでばかりとかはどうかと思いますが。)

もう少し、未来の若者への投資をお願いしたいです。

結局学生が本当に必要としていることに寄り添うことができる大学が、学生の信頼を勝ち取り、結果としてそれが他大学との差別化にもつながると思います。新宿駅に大々的な広告を出す必要は一切ありません。

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