今回は、私立文系プログラミング未経験の人間がSEになった話その⑥をしていきたいと思います。
2020年4月1日に、都内の中堅IT企業にSE職として入社しました。SES事業と自社製品の開発の両方を行っている企業であり、私はその企業で配属前に、4月から半年間の新人研修を受けています。
私自身、大学の学部は文系でありプログラミングの経験もほとんどありません。そんな私でも、IT企業に入社をし、日々頑張っています。
今回の記事は、そんな私の新人研修6か月目のレポートです。
IT業界の研修とはどんな感じなのだろうか?
私立文系プログラミング未経験にとってはやっぱり仕事はきつい?
ITは未経験だけれど新卒でIT企業に入りたい!
そのような思いを抱かれている方に「IT業界の新人研修とはこんな感じで、私立文系の人間にとってはこう感じたよ!」ということを知っていただくきっかけになれば幸いです!
新人研修6か月目に行ったこと
(結合テスト、ユーザー受入テスト)
この2つを行いました。
一つずつ、具体的に書きます。
書籍管理システムの作成
結合テストが始まったが、、、、
8月から作成をしている書籍管理システム。
15名程度のチームで、各自タスクを役割分担しモジュールを作成してきました。
いよいよ大詰め、結合テストです。
各自、作成したモジュールをマスターに挙げてデプロイ。合体させた後はさっそくログインをしようとするのですが、、、
などなど、早くも多くのトラブルが発生。
さっそくトラブルの嵐が襲ってきました。
障害件数が75件!!!
いきなり障害が多発。障害が発生すると非常に面倒なんですよね、、、(笑)
障害票起票→エビデンス取得→障害対応→リーダーの確認→対応完了
これをやらなければならなりません、、、、!
ほんのちょこっと修正すれば直るようなバグも含めて、上記のフローを踏まなければならないのです。
基本的に、障害対応はプログラミングができる人が担当し、僕のようにそこまで技術力が高くない人間は障害票の起票など、資料作成をメインに行っていました。
75件の障害があったので、いくらチームメンバー全員で分担していたとしてもやっぱり大変でしたね、、、
残業が発生!!!
新人研修では、8月まで残業が発生したことはほとんどありませんでした。定時出社、定時退社が当たり前でした。
しかし、結合テストのフェーズでは残業が発生。
9月第2週では、毎日22時~23時頃まで残業をしていました。当然ですが、寝不足で全然頭が働きません。
なぜ残業が発生してしまったのか。理由は大きく2つ。
✔シンプルに障害件数が多いこと
✔クリティカルパスの問題(「この障害が解決してくれないと次の障害対応ができない!」)
こうした要因もあり、残業をたくさんしました、、、
残業期間は、みんなでお菓子を持ち寄るなどして乗り越えましたね(笑)
仕事は大変でしたが、同期の絆は強くなったと思っています。
単体テストの重要性を痛感
IT業界でSEとして働く方は、ぜひ“単体テストはめちゃくちゃ大事”ということを覚えておいてほしいです!
単体テストで解消できる障害が結合テストでたくさん発生してしまうと、当然ですが生産性が非常に悪くなりますので、、、、!
新人研修まとめのプレゼンテーション
障害がたくさん出たり、残業をたくさんしたりといろいろあった結合テストでしたが、何とか完了し書籍管理システムの作成が完了しました。
最後は、新人研修のまとめである、会社の役員や配属先のマネージャーたちに向けてのプレゼンテーションです。
をテーマに、プレゼンテーションを行いました。
これも、15名1チームで各自役割分担をしながら行いました。
プレゼンテーション自体は問題なく完了。最後はみんなで笑って新人研修を終えることができました!
まとめ
残業の発生や障害の多発など、いろいろありましたが、無事同期、先輩社員ともに笑って終えることができました。
私立文系プログラミング未経験の人間でしたが、先輩社員や仲間の協力もあり、困難なことも乗り越えることができました。
私立文系プログラミング未経験の方でも、何とかなります。断言します。
そしていよいよ、10月からは現場配属です!不安と緊張が入り混じる、、、
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