IT企業に就職したらテレワークができると考えている就活生へ【できないこともあるよ】

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現在就職活動中。テレワークができる職種で働きたい。IT企業に就職すれば、実現できるかな?

 

こうした疑問を解決します。

 

本記事の信頼性

 

だや
だや

2020年4月より、都内のIT企業で働いています。実体験および2年間IT企業で働いてきた中で知った現実をベースに記事を書いていきます。

 

僕自身、IT企業に就職した理由の一つは「リモートワークがしたかったから」でしたが、残念ながらそれが叶っていません。

 

悲報:IT企業に就職してもリモートワークができないことがある

 

 

残念ながら、IT企業に就職してもリモートワークができるとは限りません。

この話をすると、周りから

 

IT企業なのにリモートワークができないの!?

 

と驚かれます(笑)

僕は就職活動の時、「リモートワークができないITの職種がある」ことを知りませんでした。

 

だや
だや

完全に業界研究不足でしたね。リモートワークをしたかった自分としては、不本意でした。

 

現在は「リモートワークができないエンジニア」として、毎日出勤しています。

 

【社会人3年目】テレワークができないSEの1日を紹介します(平日編)
...

 

どのような仕事をする人がリモートワークできないのか

 

 

それでは、IT企業でもどういう企業の人はリモートワークができないのでしょうか。

それは「客先常駐型システムエンジニア(=通称SES)」と呼ばれている人たちです。

 

確かに、リモートワークができるSESもいますが、残念ながらできないSESも存在することは事実。

 

リモートワークではできない、本番環境での作業等を頻繁にしているエンジニアだとリモートワークができないことが多いです。

 

リモートワークできるかどうかは、常駐するお客様先に依存します。

 

客先常駐型システムエンジニア(SES)とは?

 

 

SES(システムエンジニアリングサービス)とは、クライアントに技術者を派遣することです。

具体的には、銀行や保険、流通などの事業を行っている企業先でお仕事をする人たちのことを指します。

自分がどんな仕事をするのか、どんなプログラミング言語を扱うのかどうか、リモートワークができるのかどうかなどは派遣先によって異なります。

基本的には、派遣先の企業(銀行や保険、流通などの事業を行っている企業)に依頼された仕事をこなす感じになります。

 

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客先常駐型システムエンジニアだとなぜリモートワークができないのか?

 

 

現場ではないとできない仕事を担うことが多いから

 

ぶっちゃけたことを言えば、SESがしている仕事は「クライアントが外注した仕事」です。

そのため、スキルが身につかなかったり、単純作業であったり、リモートワークではできない仕事を依頼されることが多くなります。

 

・本番データを削除するだけの仕事

・ツールを動かして、動かした結果を記録していく仕事

・完成した資産を、本番環境に移行する仕事

 

などなど、、、

 

「SESは底辺」「スキルが身につかない」など言われる理由はここにあるのですね、、、

 

だや
だや

僕の同期には、日曜日に出勤させられて本番作業をする人がいます。地獄だ、、、、

 

お客さんがベンダーへの投資に積極的ではないから

 

SESでも、リモートワークができる企業もあります。

しかし残念ながら、できない企業もあることは事実。

コロナが蔓延しても、派遣されているエンジニアがリモートワークできる環境を整備しないクライアント企業も存在します。

 

リモートワークをするためには「通信環境の課題」や「セキュリティの課題」などを解決する必要がありますし、そうした課題を解決するための「コスト」も発生します。

 

だや
だや

まさに、僕が今働いている信託銀行なんてそうですね、、、、IT企業に就職したのにリモートワークできない。。。

 

クライアントの社員はリモートワークしていて、僕たちベンダーはリモートワークができない。

こうした事態は普通に発生します。

 

リモートワークができるIT企業とできない企業の見分け方

 

 

勤務地に着目する

 

勤務地に注目することで、あなたが見ている企業がSESかどうか判断できます。

例えば、以下のような勤務地の書き方がされている企業はSES企業である可能性が高いです。

 

 

東京各所での勤務となります。

配属先部署により、勤務地が異なります。

 

この文言が書いてある企業は、高確率でSESの企業である可能性が高いです。

 

事業会社のSE(通称社内SE)になる

 

 

事業会社のSEになることで、リモートワークできる可能性が大幅に上昇します。

 

「セブンアンドアイホールディングスに就職して、セブンアンドアイホールディングスのSEになる」といった具合です。

 

リモートワークに積極的なSES企業も存在する

 

以下のような書き方をしている企業様であれば、SESの企業だとしてもリモートワークすることができます。

 

 

最近だと、リモートワークできるクライアントを意識的に選択している企業も出てきています。

老舗のSES企業よりも、最近できたSES企業の方がリモートワークに力を入れている印象です。

 

会社説明会などで、リモートワークの有無を聞いてみると良いかもしれません。「100%リモートワーク」ならリモートワークできます。「7割リモートワーク」みたいな言い方をされたら、もしかしたら現場によってリモートワークできないかもしれませんね、、、

 

まとめ:エンジニアでもリモートワークができるとは限らない

 

 

今回は「IT企業に就職したらテレワークができると考えている就活生へ【できないこともあるよ】」というテーマで記事を書きました。

エンジニアになったとしても、絶対にリモートで働けるとは限りません。

だからこそ、リモートワークしたいと考えている方は、見ている企業が「SES主体のIT企業かどうか」を確認してみることをお勧めします。

 

今回は以上です。

 

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