現在中堅企業で働いています。第二新卒で大手企業に就職したい!
第二新卒で大手企業に転職したいです。転職するためにするべきことやポイントが知りたい!
こうした思いを抱かれている方に向けて、本記事を書きました。
本記事の信頼性
新卒3年目で中堅SIer企業からSIer業界大手の富士〇へ転職します。実体験ベースで本記事を書いています。
前提:大企業に就職することよりも大切なこと
前提として、「大企業で働くこと」は別にえらいことでもないですし「中小企業で働くこと」が人の優劣を左右するわけでもありません。
結局、「仕事を通して何をしたいのか」なのではないかと思います。
そもそも「自分がやりたいこと」から逆算して企業選びをしないと、面接突破は難しくなります。
企業は「応募者が長期にわたって自社で活躍してくれそうな人材か」という軸で応募者を見ているからです。
第二新卒で中堅企業から大企業へ転職しました
自分はご縁があって、企業規模的には中堅の企業から大企業へ転職することができました。
実体験ベースで、「どんなことをして」「どういう流れで」大企業へ転職することができたのかを書いていきます。
自分が新卒で入社した会社についての詳細は、下記記事で詳しく書いています!
第二新卒で大企業へ転職するまでの流れ
求人を探して応募する
・転職サイトに登録
・興味を持った企業へ応募
上記の流れで、転職活動しました。
自分は「リクルートエージェント」、「doda」、「type」の3つ利用しました。
大手企業の求人も含めて、転職エージェントにはたくさん求人が掲載されています。効率よく転職活動を進めたいなら、最低でも1つは転職エージェントを利用したいです。
面接をする
求人に応募すると、まずは履歴書と職務経歴書に基づいた書類選考に入ります。
まず書類選考で8割くらい落ちますね(笑)
落ちても気にせず、気になった求人に応募していきます。
書類選考を無事に突破したら、企業様と面接の日程調整を行い面接を行います。
これを何十社と行います。
その中の大企業一社とご縁があり、転職することにしました。
特別なことをせず、「応募」→「面接」を繰り返した感じですね。
第二新卒で大企業へ転職するためにしたこと【書類選考編】
職務経歴書、履歴書は「志望する企業と面接するための “手段” 」になります。
そのため、「この人と時間を割いてまで会ってみたいな!」と思わせることが重要です。
「自分は何ができるか」を具体的に書く
・VBA、SQLを利用して100以上の資産を新規開発しました。
・詳細設計を書いた経験があります。
・ホワイトボックステスト、ブラックボックステストの観点でテスト仕様書の作成をした経験があります。
などなど、具体的な「キーワード」を意識して「自分は何ができる人材なのか」を職務経歴書に書いていました。
「コミュニケーション能力はあるか」「意欲を感じられるか」など、ポテンシャルも重視される第二新卒の転職活動ですが、社会人歴がある以上、新卒以上に「何ができるか」も重視されます。
2年~3年間の業務経験の中で、「自分は何ができるのか」を具体的に書いていきましょう。
「御社に対して自分はこういう貢献ができますよ!」とアピールする意味でも、「できること」を具体的に記載しましたね!
「自分はどんな業務を経験してきたか」が伝わるように書く
・詳細設計~UATまで、一連の開発経験がある
・金融業界のシステム開発をしてきた
・2億円規模の案件に携わった
など、「新卒で入社した会社ではどんな業務をしてきたか」を書くことで、採用担当者は「自社とミスマッチは無さそうか」、「自社で活躍してくれそうか」をイメージしやすくなります。
採用担当者の方がイメージできるよう、具体的にわかりやすく「どんな経験をしてきたか」を書類に書きました。
転職エージェントのアドバイザーの方にも、書類は見ていただきましたね。
第二新卒で大企業へ転職するためにしたこと【面接編】
せっかく書類選考を通過できても、面接がうまくいかなければ選考を通過できる確率は下がります。
面接突破率を少しでも上げるためにしたことを書きます。
たくさん面接をして面接慣れすること
転職活動を始めた当初は、ぶっちゃけ本命ではない企業でも「話だけ聞いてみるか」というノリで面接をしていました。
企業の面接官と面接を積み重ねるメリットは以下2つです。
・「この質問、うまく答えられなかったな、、、、」といった気づきや学びを得ることができる
・端的に話したり、面接官からの質問の意図を汲み取る練習ができる
本命企業との面接に備え、場数を踏むことができるという意味でも、少しでも興味を持った企業には積極的に応募し面接をしていました。
転職理由を具体的で納得できるように話せること
自分は新卒で入社した会社を2年ちょっとで離れることになります。
採用する側は「たった2年ちょっとでどうして転職しようと思ったのか」を当然気にします。
転職してきても、すぐにまた離職されてしまえば採用コストが赤字になるからです。
だからこそ、面接官に納得してもらえるような転職理由を話せることが求められます。
ちなみに、僕は以下のような転職理由を話していました。
ポイントは「自分はこういうことをやりたかったが、現職ではそれが難しい。しかし御社でならできる」というロジックで話すことです。
今回転職活動を始めた根底にある思いは「自分自身のキャリアの選択肢を広げることができる環境で働いたい」という思いです。
それを実現するために、2つの軸で転職活動をしています。
一つ目は、現職よりも「より確実に」上流工程を経験できる環境があるかどうか。
2つ目は、AIやIoT、クラウドなどこれから先トレンドになるであろう技術や案件を経験できる環境があるかどうかです。
現職でも、上記を満たすことができる可能性はありますが、どうしても取引先の顧客やお仕事をいただいているベンダーに影響される部分が大きいと感じています。
そのため、転職活動をしております。
なお、転職理由を話す中で “給料が低い” や “リモートワークができない” など、「現職に対する不満」は話さない方がよさそうです。
ネガティブな理由ではなく、あくまでも “ポジティブな” 理由で転職をすることを伝えました。
転職活動を始めたころは「テレワークができる環境を求めて転職活動をしています!」と言っていましたが、そう話した面接では普通に落ちました(笑)
求人に応募した理由を話せること
数ある求人の中から「なぜ弊社に応募してくれたのか」ということは、当然面接官は気になります。
告白してくれた異性が自分のどこの惚れたのか気になりますよね。それと同じです。
これは「『自分がやりたいこと』と『御社の事業や理念』が近いから」というロジックで話せると良いです。
僕が内定を頂いた企業様との面接の際に話した内容を載せておきます。
御社は私の転職活動の軸に合致していることに加えて、DX企業への変革、働き方改革など、新しいことに果敢な挑戦をしている点に魅力を感じています。
私自身、新卒でIT企業に就職した理由は「ITの力で世の中を便利で豊かにすることに貢献したい」という思いを実現させたかったからです。
お客様のビジネスの変革にITの力で貢献しつつ、自社の変革にも積極的な御社でなら、これから先、あらゆる企業で求められるであろう経験ができるのではないかと考え、志望いたしました。
「応募した理由」については、エージェント経由で求人に応募したタイミングでは特に考えていませんでした。書類選考を突破して、面接日程が固まってから考えていましたが、それで問題なかったです。
キャリアビジョンを具体的に話せること
「これから先、どうなっていたいか」という質問は頻繁にされました。
キャリアビジョンを聞く意図は「会社の目指している方向」と「僕が仕事で実現したいこと、目標」が合致しているかどうかを確認するためです。
どの企業でもこの手の質問はされましたね!
サンプルで僕のキャリアビジョンを記します。
社内外の人材から、必要とされるPMになりたいです。
お客様や上司からは「だやにこの案件を任せてよかった」、チームメンバーからは「だやさんがPMのプロジェクトでよかった」と言っていただけるような、一人前のPMに一日でも早くなれるように日々業務に精進して参りたいです。
面接官にストレスを与えないようにコミュニケーションすること
昨日、内定先に「どうして自分を採用してくれたのか」聞いてみた。そしてら
・論理的に話すことができ、コミュニケーション能力の高さを感じたこと。
・責任感がある人間だと感じた。適性検査にもそれが出ていたこと。という点を評価したたことが決め手だったとのこと。
ありがとうございます☺️
— だや (@__usadaya__) June 6, 2022
・結論から話す
・要点が伝わるように端的に話す
・質問の意図を汲み取った回答をする
・元気に明るく笑顔で話す
など、面接官にストレスを与えないように話せることを意識して面接していました。
「面接官の質問に対して答えていない」などは絶対NG。焦らず冷静に、「面接官はどうしてこの質問をしたのか」を考えたうえで、受け答えするようにしました。
まとめ:わかりやすく、具体的に
今回は「第二新卒の転職活動で中堅企業から大企業へ転職するためにしたこと」というテーマで記事を書きました。
記事を書いていて思ったのですが、「大企業の面接を突破するために特別意識しないといけないことややらないといけないこと」は特になく、どんな企業様との面接でも「当たり前のことをきちんとやる」ことが必要になってくるのだと思います。
転職活動をしていて一番大事だと思ったことは「わかりやすく」「具体的に」ということ。
職務経歴書しかり、面接での受け答えしかり。。。
そして、相手にわかりやすく具体的に伝えるためには、ネットの情報で話をするのではなく、実体験ベースで話すことが必要だということを痛感しました。
ここまでできていれば、後はマッチングの問題です。マッチングできれば、大企業でもどこでもきっと内定がもらえます!
少しでも、第二新卒として転職活動をされている方の参考になれば嬉しいです。
今回は以上です。
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