やりたいことが特にないけれど就職活動をしなければならない。正直苦痛だ。。。
行きたい企業がない。行きたい企業はどうやって見つけたらよいのだろうか、、、、
こうした疑問を解決します。
本記事の信頼性
新卒での就活時、やりたいことも行きたい企業もありませんでした。
しばらくやりたいことがない状態でしたが、転職活動を通してやりたいことを見つける方法を確立。中堅企業から大企業へ転職します。
実体験ベースで本記事を書いています。
やりたいことがなかった新卒の就職活動
フワフワした気持ちでIT企業に応募しました
やりたいことがない。行きたい企業が特にあるわけでもない。でも、大学を卒業した後のことを考えたらとりあえずどこかの企業に就職しなければならない。
こんな気持ちで僕は新卒の就職活動をしていました。
新卒で就職した会社は、リクナビのOpenESなどを活用して応募してIT企業に応募しました。
「リモートができそう」「ITスキルを身に着けたい!」など、どの企業の面接でも言えてしまうような、ふわふわした気持ちで就職活動をしていましたね。
だからこそ、面接で志望動機やキャリアプランを深掘りされてしまうと、言葉が出てこないことが多かったです。
同級生たちが「○○を実現したい!やりたい!だから御社を志望するんです!」と話しているのを見て、素直に「すごいな、、、」と思いましたね。自分には、そうした気持ちがなかったので、、、
社会人2年目までもやりたいことがなかった
ご縁もあり、新卒で都内のIT企業に就職。
しかし、この時点でも特にやりたいことなどはなく「目の前の業務を着実に遂行しよう!」という気持ちで業務をしていました。
そのため、年間目標の設定などで苦労しました。
下記動画で「山登り型の人」と「川下り型の人」の話が紹介されています。
山登り型の人:目標に向かってコツコツと努力ができる人
川下り型の人:その状況その状況で最善の道を選んで進む人
仕事に関して、僕は川下り型の人でした。
プライベートでは「運命の人と出会い結婚する」というスタート地点でもあり目標でもあるマイルストーンがあったのですが、それに相当するマイルストーンには仕事にはありませんでした。
やりたいことが言語化できるようになった:社会人3年目
社会人2年目の12月から、転職活動を始めました。
はじめは「リモートワークができる環境」と「年収アップ」を実現するために転職活動をしていました。
やりたいことはこの時点でもありませんでしたが、「理想の働き方」を求めて転職活動を開始します。
しかし、面接をして自己分析をする中で「自分がやりたいことって何だろう」ということを改めて考えるようになりました。
転職するにしても、新卒での就職活動と同じように「志望動機」や「キャリアプラン」が求められるので、、、
そんな僕でも、最終的には「自分がどんな仕事をしたいのか」を言語化することができ、それを持って志望動機を考え、転職活動を行うことができるようになりました。
「やりたいことがない」、「行きたい企業がなかった」僕が、転職活動をしている理由や志望動機、キャリアビジョンを考えることができるようになった手順を紹介します。
「行きたい企業」「やりたいこと」を見つける方法
新卒の就活では「行きたい企業」も「やりたいこと」もなかった僕が、転職活動では「行きたい企業」も「やりたいこと」も見つけることができました。
行きたい企業、やりたいことを見つけるためにしたことを紹介します。
①:願望を書きだす
皆さんは、二十数年間生きてきて「もっとこうだったらいいのに」「ああだったらいいのに」と思った経験はありませんか?
僕はたくさんあります。
・みんながみんな、自己実現できる世界を作りたい。
・人を不快にさせるおじさんが減ればいいな~。
・満員電車消えて欲しいな~。
・電車の遅延をなくしたい。
・世界中を旅行したい。
・お金がたくさんほしい。たくさん稼ぎたい。
・働きたくない。ニートになりたい。
・若くてかわいい女の子に囲まれたい(笑)
下心も含めて、素直に自分の願望を書き出してみます。
②:①で書きだしたものを深掘りする
自分の願望や思いを書きだしたら、いくつかピックアップして深掘りをしてみます。
「なぜそう思ったの?」と「なぜ」で深掘りをしていきます。
例えば、①で挙げた「みんながみんな、自己実現できる世界を作りたい。」について深掘りをします。
大学生の頃、「相対的貧困」に関する勉強をしました。勉強していく中で、同年代の中学生や高校生が親の経済的事情によって部活や進学を断念せざるを得ないという話を知りました。
非常に胸が痛むと同時に、「こんな世の中おかしい」と考えるようになりました。
どうして「働きたくない。ニートになりたい。」と考えたのか。
シンプルに働くことに対する不安がある。人間関係やワークライフバランスなどがちゃんと適切かどうか不安だ、、、
こんな感じで、願望の背景にある“思い”を深掘りしてみます。
③:②で深掘りしたことを一段階抽象化してみる
②で深掘りしたことを抽象化してみます。
僕の場合、抽象化すると自分の願望は“とある一言”に収束しました。そしてこれが「僕が仕事を通して実現したいこと」なのだということに気が付きました。
便利で豊かな、みんなが幸せになれる世の中を作ることに貢献したい。
もう少し具体的に書きます。
・今まで100時間かかっていた仕事が自動化され、結果労働者の残業削減が実現し、ワークライフバランスが確保できるようになる。
・人がやる必要ないような単純作業の仕事をなくし、より面白い仕事に集中できるようにする。
・テレワークをより幅広い職業で適用することができるようにすることで、働く場所に対する選択肢を増やす。合わせて、通勤のストレスを削減する。
・社会全体が便利で豊かになり、結果的にそれが人々の賃上げにつながり、貧困問題が軽減される。
といった具合です。
④:「御社でなら③を解決できる」という話をする
最後に、③で考えた「やりたいこと」が実現できる企業を探します。
僕の場合は「便利で豊かな、みんなが幸せになれる世の中を作ることに貢献したい。」という思いを実現できる企業を探すことになります。
「自分の想い」と事業内容、理念が近い企業を見つける方法を紹介します。
①:自分の想いを検索にかけてみる
インターネットを活用して、自分の想いを実現できそうな企業を探していきます。
「世の中 便利にする 企業」「働き方改革 企業」
こんなざっくりしたキーワードで検索をかけてみても、いくつか企業が出てきます。
②:①をする中で見つけた企業をさらに見てみる
自分の想いを検索してみて、出てきた企業をさらに検索してみます。
例えば、①をしたら出てきた企業、SCSK株式会社のHPを見てみます。
Sky株式会社のHPも見てみます。
「自分がやりたいこと、解決したいこと」と「会社が目指している方向性」が近いと感じたり、共感できる部分があれば、その企業はあなたが行きたい企業なのかもしれません。
③:志望動機を考えてみる
②をやってみて「いいな!」と思える企業と出会えたら、志望動機を考えてみましょう。
○○という経験から、××を実現したい。それが実現できる環境が、御社にあると考えたため志望しました。
なぜなら、御社は△△という理念を掲げ、■■事業を通して世の中に貢献しているからです。
こんな感じで、「自分の想い」や「経験」を「会社の理念」や「事業内容」と紐づけてあげると志望動機ができると思います。
実体験ベースでやりたいことが明確になると、面接で深掘りをされてもある程度答えることができるようになりますし、回答も具体的になります。
僕自身、このやり方で転職活動の面接通過率が向上しましたし、やりたいことや行きたい企業もより具体的にすることができました!
まとめ
今回は「やりたいことがない・行きたい企業がない就活生へ【志望動機の書き方】」というテーマで記事を書きました。
・「もっと世の中こうだったらいいのに~」という願望を書きだす
・願望を深掘りしてみる
・願望を実現できそうな企業を探してみる
・会社の事業と自分の想いを紐づけて志望動機を書く
このステップで、やりたいことや行きたい企業がなかった自分も行きたい企業を見つけることができました。
新卒の時、この手順で行きたい企業ややりたいことを探していたら、また違った結果になっていたかもしれません。
志望動機が書けない、やりたいことがない就活生の参考になれば嬉しいです。
今回は以上です。
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